ガーナの首都アクラのマコラマーケット

 

マコラマーケット,ガーナ,西アフリカ

©Lonelyplanet

 

西アフリカ・ガーナの首都アクラにある、西アフリカ最大級の”マコラマーケット”に潜入。このマーケットでは食料品・日用品・衣類・家電などなんでも揃っているマーケット。マーケットは活気に満ち溢れています。

 

西アフリカは乾期と雨季の2シーズンあります。乾期には北のサハラからの砂風(ハマターン)。雨季には週に3,4日は突然スコールが降るというなかなか過酷な環境。赤道付近に位置するガーナは年間を通して気温が高いです。照りつける太陽と、西アフリカの砂埃で汗と泥まみれになりながらマーケットを突き進みます。

 

マコラの歩き方

 

初めてマーケットを訪れた時は、「ここがアフリカか~」という衝撃を受けると思います。基本的には完全青空マーケット。道のいたるところで商人がいろんなものを販売しています。

マコラマーケット,アクラ,ガーナ,西アフリカ

 

©Medafricatimes.com

 

 

意外なのは、東南アジアのマーケットの物売りほどの、アグレッシブ感はないです。そこまで商売っ気がないようにさえ、感じられます。

 

 

マコラマーケット,アクラ,ガーナ,西アフリカ

©Modernghana.com

 

 

マーケットは、たくさんの人が行き来しています。

 

頭に荷物を載せて歩く商人。

拡声器を使い、ひたすら演説している宣教師。

地べたに寝ころびながら物乞いをする現地人。

 

マコラマーケット,アクラ,ガーナ,西アフリカ

 

©commons.wikimedia.org

 

 

また、マーケット近辺はとても汚いです。

下水の水は濁って白く変色し、異臭を放っていたり、ごみはいたるところに捨ててあります。環境汚染など誰も気にしていない様子です。

 

マーケットを歩いていると必ず、

 

「チャイニーズ」「チンチョンチン」「ニーハオ」

 

と声をかけられます。

(※チンチョンチンは中国人が話している真似だそうです。)

 

彼らにはアジア人の区別がつきません。

また、アジアのこともほとんど知らないのが現実です。

 

そんな中でも、中国の存在感はすごく、いたるところに中華料理店はあるし、ガーナへの輸入品の大半は中国産なのです。最近では、石油関連の中国企業の進出も著しいです。

 

マコラマーケット,アクラ,ガーナ,西アフリカ

 

©Accraexpat.com

 

 

そのため、アジア人を見るとみんな中国人だと思ってしまうのです。

 

あまりにも、「チャイニーズ。チャイニーズ」と呼ばれるので、

気分を害する方もいるかもしれませんが、そこは覚悟しておきましょう。

 

 

やはり世界の工場はすごかった。

 

ガーナ共和国は、第一次産業が経済の主軸です。

まだまだモノづくりの技術が発達していないのが現状。

 

国内でとれる穀物以外は基本的に輸入品です。

そのため、物価が安くない。輸入品はむしろ日本より高いくらいです。

 

 

なかでも一番驚いたのは、衣類。

マーケットで販売されている服の約半分はMADE IN CHINEです。

 

マコラマーケットで目にする衣類のほとんどは中国製。

いろんなお店の人に尋ねてみると、やっぱり中国から仕入れているとのことです。

 

服のオーダーメイド文化が盛んなガーナなので、衣類も当然ガーナブランドのものが多いと思っていましたが、現実は全く違いました。

「第2次産業が課題」とは聞いていたけど、これほどまでに輸入品ばかりで、特に中国製が多いことにはびっくりしました。

 

 

服のタグなどを念入りに見ていると、

 

「お前のとこの国で作っているやつだよ!」

 

と、僕を中国人と思って、嫌味を言われたりも何回かするくらいです。

 

日本においても中国製のものは主流となっていますが、ここアフリカの大地でも中国産の存在感は圧倒的でした。

 

マコラマーケット,アクラ,ガーナ,西アフリカ

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遠く離れていると思っていたはずのアフリカでも、日本と同じような現象が起きていたのです。今後のアフリカの未来が気になって仕方がない。